元々、より一層不確実な世界に生きているのだ。臍下丹田に、気を溜めておかないと、萎んでしまう。
まくなぎの阿鼻叫喚をふりかぶる 三鬼。
国内商品は、為替が円安であるにもかかわらず、二十一日の下ヒゲを取りに来ている。
今年の国内商品はコーン以外、全て節分天井で終わったのであろうか。
そのコーンも、六月に高値を取ったが、天候相場待ちの様相。
天候が良いのか、はたまた悪いのかは、神様にしか分からない。
メリマンアストロロジーでは、今年の穀物の生育は良好とのこと。
豊作が予想されることから、天候不安で上げた処は売るのが良いだろうという。
シカゴコーンも、630㌣を割ってくるようだと、昨年の安値551㌣を見に行くだろう。
そういえば、昨年の安値は六月初めであった。時期的に、今時分は節目なのだろうか。
さて、頼みの金相場は如何でしょう。
取組は、内外で激減。あの町、この町、日が暮れるという風情である。
金は、民衆の不安心理や危機感がなくなると、ただの金属になる。
おうちがだんだん遠くなる、遠くなる。今来たこの道帰りゃんせ、帰りゃんせという心境か。ただし、年後半からは、また気が変ると見る。
国内は、参議院選挙が一つの転換点か。
選挙民の関心は、今や景気回復と復興と言っているが、こう投票率が低くては、関心もへったくれもあるものか。
今は商品をする人も少なく、関心もない。
天の気、地の気が変る7月21日前後まで、早めの夏休みを取り、今は気を溜める時期であろう。