神田祭、出雲の大祭、葵祭と、五月は何かと祭りが多い。浮かれた挙句、あとの祭りにならぬように。
目には青葉山ほととぎす初鰹 素堂。
初鰹の季節である。
時同じくして、通好みの居酒屋には、指折りの新酒が出回り始める。
古来、日本酒は、一年を通して燗で呑むのが常識。冷酒を楽しむ歴史は、意外に浅い。
程よく油の乗った鰹を肴に、大吟醸を涼しげな硝子の杯でやる楽しみを江戸の人は知らない。
さて、高値奪取が難しいと見ていたドル円相場が100円を突破。
ペナント上放れだが、十日は金環日食。これを反転日と考えれば、これはダマシの上伸。行き過ぎ。行っても101円台で止まると見ている。
ペナント上放れの相場が、反転して元に戻 ってくると、弾みを付けた分、今度は下値へのエネルギーを貯める。
次に98円台を取ってくると、ガタっと崩れるのだが、如何せん当方、曲がり屋であるだけに、相場も、なかなか言う事を聞いてくれない。
いや、聞いてくれると思っている方が間違いなのであった。反省。
一方、東京ゴムは底を打った相場だけに、為替に関係なく上方向。
さらに円安という支援材料が加味された。300円前後までは早かろう。その後、軽く押しを入れて、また上伸すれば買い方のペース。ゴムは買いから入る相場。
NY金は、まだ保合いで、上放れか、下放れか判断が付かない。
1440㌦を下に切ってくれば、1300㌦台が見えてきそうだが、そこでは買い場探し。
東京金は、円安分が嵩上げされたが、4800円までか。