貴金属ドカ安第一波

ドルが高いので貴金属がビックリ安。ドルをなめたらあかんぜよ。銀・白金下落。金も下げました。

一袋猫もごまめの年用意 一茶。 

テレビやラジオ、新聞で情報が溢れている。
その中に役立つ情報は幾つあるのだろう。
情報は、自分の肌身で感じるものだ。
景気の善し悪しも、街中の雰囲気や歩く人の姿をみればある程度察しがつく。
帰る人の足はキタに向かわず、家に向かう。
自動販売機も不景気なのか、缶コーヒーも安売りをしている。
スーパーや百貨店は、広告が入っていない日は朝から混みあうこともない。
お金のかかる所は今も不景気だが、かからなければそうでもない。
街中のクリスマスツリーの前やイルミネーションで飾った場所にはいつでも人がいる。
人は賑やかなところに集まる。
賑やかであれば、景気の悪さも忘れられる。ささやかな幸せである。
さて、師走相場。この時期の相場は、得てして足が速いもの。
NY金は戻り天井。先週12日の高値1,725㌦がいっぱいいっぱいであった。
銀は二本立ち一羽烏。中段のアヤ戻しの後に出る、トドメの売り線で12月安値を更新した。
相場の天井は、早く気付いた人からターンしていく。
その後で、遅れた投資家が次々折り返してくる。マラソンの折り返し地点みたいなものだ。
銀に続いて、金も折り返し地点に向かい、12月安値を更新した頃には、気が付けば年末。
年の瀬を忙しといひつ遊ぶなり(立子)。