迷う時は迷う事

みんなが迷っている時は、みんなと同じように迷うのがいい。抜け駆けしようと思わない事。

いささかの酒あたたかき酢牡蛎かな 蕪人。

NY金が三日連続安い。この足取りだと、1,750㌦を割るような大下げが来るかもしれない。
東京コーンも一般大豆も、決して足取りは軽くない。
NY金が1,750㌦を割るようなら、東京金も東京白金も、勢いをつけて下げよう。
NYダウも日経平均株価も、全般の弱い足取りを感じて冴えない。相場は、段々弱っていく。
東京ガソリンなど、まだ値を維持していく力を持っているが、東京金が弱っているから油断は出来ない。
下げる時は、一気に来る。とにかくNY金の足取りに注意したい。
ヨーロッパもNYも東京も、なんだか様子が違っているのを感じ取っている。
下げる時は、みんなと一緒に売っておかないと、ガラに巻き込まれたら、雪山で遭難するようなものである。
一番大切なことは、危険を感じたら近寄らない事。
相場は崩れんがために騰げていると思わなくてはならない。
さまざまな思惑が入り乱れて、運・不運を分け合っている。
そのために、色々な見方がある。両建てにしておいて、流れの勢いにつく。
自分で「相場はこうあるべきだ」と考えるのが一番危険だ。
相場は時の運などと言うが、そういう時もあるし、そうでない時もある。決めつけてはいけない。
ヨーロッパもアメリカも、脅えている。