阿呆になって休む(日刊版4月26日付)

国内明日から三連休。三日勤めてまた四連休。中途半端で調子が狂う。あれこれ考えぬことにする。

分け入れば水音 山頭火。

大型連休前、相場の動きも、鈍くなりつつある。

為替の動きも、縮小して、次の大きな動きに備えている。

本日、二六日は部分月食。満月は、朝の五時前、食の最大は五時七分頃とのこと。

月の満ち欠けが、相場の節目となりやすきこと、枚挙に暇なし。

国内市場では、ギャップアップかギャップダウンが起こるのだろう。欧米市場も、動きを加速させるかもしれない。

とはいえ、国内は明日から三連休。そのあと、三日勤めて、また四連休。調子が崩れる。

相場に集中できまい。

連休中の相場は、相場になっていまい。

国内市場しかやっていない投資家は、リスクが大きいため、日計り商いしか出来ない。

日計りは若い人に任せて、やもめ暮らしの老人は、ただ呆やりと日を過ごす。食べるものの事など、心配しない。

なにか食べたいなら、オートミールで薄いお粥をすすればよい。

ひっそり生きて、なるようになる連休。

まさに山頭火の生活。

さて、国内商品市場である。

連休の谷間の営業日では、マドだらけの相場になろうか。

相場にならない相場を、あれやこれやと言っても、はじまらない。

この間、NY市場ではどのように動くか、皆目判りません。

判らん相場に、あえてリスクを張り、参入するは丁半ばくちなり。

やはり連休週間は、じっとしているに限る。