春風や闘志いだきて丘に立つ(虚子)というが、山がつくだけで、風は嵐へと変わる。疾風である。
春嵐屍は敢えて出でゆくも 波郷。
お天道様は、加減というものを知らない。
朝晩が、ほんの少し寒いくらいがちょうどよかったとおもう。
いきなり、春真っ盛りのような暖かさ。暑い。
薄着の女性を見るのは、目の保養になるので、これでおあいこか。
さて、円高、円安に振り回される市場だ。国内商品市場も、円安で上げ、円高で下げる。
昨日の敵は、明日の友。
為替だけを見ておればよいのだが、その為替が乱高下するから、判らんようになる。
為替は円安である。水星逆行も終了したので、ここからは霧が晴れた相場なる。
相場の波動は、押しの倍返しが基本。
ドル円は、高値から2.5円ほど下げたので、94円から5円幅以上を騰げよう。
こうなると、国内商品は何もかも上がる。
白金は500円幅で下落したので、4750円から1000円幅の上昇が見込まれる。
ゴムもよく落ちたもの。ここから130円以上、騰げることになる。
東京金は、三月の安値から、800円幅の上昇。
ガソリンは9000円幅押して、18000円幅の上昇となれば91000円あたりが最初の目処になろうか。
その内、世の中、景気回復で騒がれ、10万円になるだろう。
庶民は、ガソリン高、物価高で苦しみ、こんどは円安反対論が出てくるかもしれない。
しかし、元には、もう戻らない。