面白いほどよく当たる「ガギグゲゴ」
「落ち目のガギグゲゴ」。
「貧乏のガギグゲゴ」。
面白いほどこれがよくあたる。
できたら、避けて生きることである。
ガは〔頑固〕。
頑固は自分の性格だから直らない、という人は、それなら、どうぞ、お好きなようにと見ていればよい。
頑固と信念は違う。
ギは〔欺瞞・偽善〕。
見た目ばかり気にして、内容が無い。内容とは真実。「誠」である。
グは〔愚痴〕。
愚痴の多い人に成功している人を見たことがない。
人の悪口が多い。不平・不満の人生であり、日常だ。
愚痴の多い人に近寄るな。自分も落ちていく。
ゲは〔下劣・下品〕。品性である。言葉が悪いと運勢も落ちる。
言葉にはコトダマがあって乱暴な言葉や、下劣な言葉は、自分の運命にもかかわってくるから怖い。
ゴは〔傲慢〕。ごうまん。組織の中に、ゴウマンな人が、たいがい居る。
いまは役職で、傲慢は通るかもしれないが、見ておればどこかで必ず落ちる。
人はなぜ、落ち目になりたがっているのか。
ご本人は、落ち目の原因を知らないだけである。
しかし、それを言葉に出して教えてあげたら、感謝しないで怨むだろうから、ご本人が気づくまで、言葉に出してはいけない。
必ず怨む。人様に言われて、ああそうだったのかと気づく人なら、その前に気づいて反省している。
人間、感謝という心の持ちかたを知らない人が意外に多い。「ありがたい、ありがたい」が判らない。一種の不幸である。はっと気がつけばよいのであるが、頑固を売り物にしているような人には死ぬまで判るまい。
2006年5月記