1月14日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その1

『なんとか財政の崖は避けられたのかもしれない。しかし、より危険度の高い―連邦債務の上限引き上げ交渉という名の—にらみ合いが、もうすぐそこに迫っている…。そこに素晴らしい選択肢などありはしない。これまでのところ出ている提案はその殆どが、公的債務の公開市場に深刻な混乱をもたらすか、国の最高執行部による憲法解釈の主張に頼るかであり、こうなると我々は今後2年間にわたり、彼らの弾劾を巡っての闘争に時を費やすことになりそうな具合だ』。
― “債務上限の脱出口” Edward D. Kleinbard, インターナショナル・ヘラルド・トリビューン 2013年1/11付記事より

さあやって来た。天王星・冥王星スクエアのもう1つの層だ。2014年4月21日、カーディナル・サインの13度で起きる天王星・冥王星・木星・火星のグランドスクエアは、やはりカーディナル・サインの13~14度にある米国始原図の太陽・土星にヒットする。この影響は早ければ2013年2月に始まり、2014年4月を中心に2~3カ月以内にピークに達する可能性がある。
天王星・冥王星スクエアはその中心的時間帯(2013年6月24日~2015年3月17日)の間に株価の天井と同期しようとしていることから、一端ピークが示現すれば、それに続く世界の株式市場のトレンド反転は急激なものになるだろう。