世界の株式市場は、1月12~16日に発生した天王星・冥王星スクエアに対する「金星トランスレーション」をせせら笑うかのごとく一蹴、その直後現行サイクル内での新高値を更新した。
しかしながら、我々は注目している、直近の大きな反転は昨年12月28~31日の安値から起きているという事を。そしてこの時間帯が昨年12月13日~1月16日に大きく広がる最近の惑星クラスターのまさに中間地点であった。
それゆえに、この期間のうち12月30日のみを重要変化日(★★★)としたのだが、この日は日曜日であった。かくして安値―そして反転―はこの30日前後である金曜(12月28日)~月曜(12月31日)に出現したのだった。
とはいえ、1月12~16日にも何らかの反応があと期待していたのは事実。確かにその通りに動いた市場もあった。例えば日経平均株価は、1月15日につけた2年ぶりの高値から、17日には週の安値まで500ポイント以上急落した。しかしながら相場は金曜(18日)にはこの2年ぶりの高値を再び試していた。
先週は多くの世界の株式市場で年初来高値、または数年ぶりの高値を記録。日本の日経を筆頭に、ハンセン(香港)、CNXニフティ(インド)、AEX(蘭)、SMI(スイス)、そしてFTSE(英)などだ(ただドイツのDAXは前週につけた複数年来の新高値を超えることはなかった)
米衆では、S&Pが数年来の新高値をつけたが、ナスダック総合とダウ平均はそうならなかった。
金、銀、そして原油もまた穀物と同様に、なかなか良い感じの週となった。しかしながら、商品市場におけるこれらの反騰は、強気が帰ってきたことを確認するにはまだ十分ではない。