《天王星・冥王星スクエア中心で見た長期見通し》-“金融版トワイライトゾーン”の物語は続く… その1
「イェンス・ヴァイトマン、ドイツ連銀総裁は…日本の新政権が日銀によりいっそうの(政治的)圧力をかけ、中央銀行の独立性に“憂慮すべき侵害”を行っており、これは“為替相場の政治化”につながる可能性がある、と語った」。
―2013年1月24日付フィナンシャル•タイムズ(ロンドン)より
「ドイツはユーロ圏の固定為替相場によって輸出で最も利益を上げた国ではないか。あの方(ヴァイトマン独連銀総裁)に批判される筋合いはない」。甘利明経済再生相
―2013年1月24日付フィナンシャル•タイムズ(ロンドン)より
「最後の最後は各国間で通貨切り下げ競争。それが終わったあとに、第二次世界大戦は起こったのです」。―2010年の大統領選でのジルマ・ルセフ現大統領の発言
「恐らく、オバマ大統領は選択を迫られている:イランを爆撃するか、それともイランの保有する爆弾を爆撃するかを」。Karim Sadjadpour(カーネギー国際平和財団シニア・アソシエイト)
―2013年1月2日付ウォールストリートジャーナルより
通貨戦争、中央銀行による金融市場介入、場当たり的な(更には失策といってもよい)政府の財政運営など、これらの議論の全てにおいて、ひとつだけ歴史的な相関性がある。それは見過ごされ続け、そしてあまりに都合がよすぎるため退けられ続けてきた。そう、金融アストロロジーの存在である。より具体的にいえば、歴史と少なくとも過去100年の中で、最も強力で、最も長い持続的な惑星のアスペクトがもたらす象徴的なテーマ:天王星・冥王星スクエア(90度)の存在である。
天王星と冥王星、これら2つの惑星がスクエアを形成したのは1931年以来の出来事であるという事実を忘れてはいないだろうか。(今現在が)1928~1934年以来の惑星ドラマであり、1994年以来フォーキャストブックの中で再三警鐘を鳴らし、事実2008年には金融危機が起こったあのカーディナルクライマックス(2008~2015年)の最も強力な部分であるという事を忘れてはいないだろうか。いや忘れてはいないだろう。昨年も復習した。
さあ、2012年6月24日~2015年3月17日までのなかで、天王星・冥王星スクエアの文脈の中で、今日浸透している現実にかんして、話をしてみようではないか。