2月4日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その3

ここ数年来、私は2期目のオバマが弾劾への動きに脆いかもしれないと指摘してきた。それはこれから訪れるトランシットに基づいた予測だ。こうしたタイプの配置にある海王星が最悪の形で示現すると、スキャンダルまたは不名誉、非常な困惑として出る可能性がある。だがアストロロジーにおける力学のセオリーによれば、人格こそが運命を決めるという。だからオバマ氏が立派な指導者として素晴らしい高みに昇るか、はたまた今後2~3年の内に恩寵から墜落するかは彼の人格に、特に信頼性と思いやりの力学に関わる人格の部分に、全面的に懸かっているのだ。選択は彼の手にある。そしてこれからの2~3年に彼が行う選択の結果が、歴史における彼の役割が何なのかを確固としたものにするだろう。

これからの2週間は、彼がこの宇宙の挑戦にどう反応するか、その最初の一瞥を提供するかもしれない。ウォールストリートジャーナルの記事で述べられていたように、彼が本来のメッセージであった「希望と変化」の精神に回帰し、公益の向上に専心し、そして「索敵と殲滅」の誘惑から遠ざかることこそが、希望なのだ。米国の未来の質は — 彼自身の個人的未来と同様に— この方向性の選択に大いに懸かっているかもしれない。