2月11日付 メリマンコラム 《短期見通し》 

今週は先に短期見通しから訳します。

米国株式は先週8日、数年ぶりの高値を更新した。

先週これに該当する内容を当欄で記述。すなわち“ただ、株式トレーダーに最も重要となろう天体位相は、週後半に来る。2月7日、金星は木星とトラインを形成。10日には火星・木星間でスクエアが形成される。これはある意味で、木星・海王星間のオーブの広いスクエアに対する火星トランスレーションとも言えよう。これはアラン・グリーンスパン(前FRB議長)が言い出した「根拠なき熱狂」の如きダイナミズムを有している。その時まで株式市場が弧を描くように上昇し続ける可能性はある。何故なら木星が活性化している時はいつでも、金融市場のトレンドは期待と抵抗線をはるかに越えて上昇するか、支持線をはるかに下回って下落するかのいずれかになるからだ。それはワイルドだが見当外れの熱狂となるか、あるいはヒステリーとパニックに覆われるか、どちらかだ。今のところは、前者の路線が強いように見える。…さらにその上、2月10日は水瓶座で新月(太陽と月のコンジャンクション)。更にその後2月11~18日にかけて、土星関連の天体位相がやって来る。木星の理想(希望)は、土星の現実で打ち砕かれることになろう”。

今週の短期見通しは上記の内容と変化はない。