今後3週間の動向を見据える事は非常に興味深い。何故なら、遡る事2011年、ホワイトハウス(と議会の同意)によって成立した歳出強制削減措置は、米国議会指導者とホワイトハウスとの間で停止もしくは修正に合意に達しない限り、3月1日に執行されてしまうからだ。
(アストロロジー的に)魚座に太陽が入居している時の水星逆行下で合意の可能性は薄い。よしんば合意がなされたとしても、その合意事項は後々修正を強いられる羽目に陥るものと思われる。水星逆行下でのこの手の決定事項は十分に議論がし尽くされる前になされる傾向がある。事実と数字はしばしば歪められる。または対象が急速に変化する。それは全ての適切な情報によって賢明な決定がなされる事が妨げられるという事を意味する。
とりわけ今週初頭は興味深いものになるだろう。何故なら水星逆行に加えて火曜(26日)には満月(太陽と月のオポジション)を形成、木星とT字スクエアを形成する(木星と太陽が同日日本時間朝7時)。情報に基づいた意思決定を行うための適切な情報が不足しているだけでなく、その情報自体が誇張されている傾向がある。木星は過剰と誇張の惑星。満月の下では、これらの原則が強化される。
これを相場用語的な言い回しに直すと、不正確あるいは誇張された情報に依拠した強力な反発に見舞われるか、客観性によるものより、むしろヒステリーに依拠した大きな下げ場面に陥る、という文章になる。
更に、海王星は依然として満月・T字スクエアに関わっている。何故なら、この惑星は依然として魚座の太陽の近くにいるからだ。