9月2日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その3
先週、最も重要だった日は、下弦の月となる8月28日の水曜日であった。この時、世界の多くの指標が月間最安値をつけ、これには14,760まで下落したダウ工業平均も含まれていた。ダウ平均の史上最高値は8月2日につけた15,658だった。
ヨーロッパ、インド、香港、そして日本も同じ道を辿った。先週、これら全ての株式市場が下落したが、中でも特にインドはSensex指数が2012年9月6日以来の最安値水準まで落ち込んだ。
原油と同様に金と銀、そして大豆もまた8月28日、注目に値する下弦の月を迎えた。全市場が数ヵ月ぶりの新高値をつけた後、金曜にかけて急落した。この日は銀が4月の暴落以来初めて2500以上に戻した日だった。金は1434まで騰がっていた。しかしながら金曜には、金は1400以下に下げ戻り、銀は2350以下まで下落した。
原油は8月28日に一時112.00を付け天井を形成。金曜には107を割り込んだ。
大豆新穀は8月7日につけた年初来安値1162から8月27日には1409まで舞い上がった。だが金曜、大豆11月限は1350以下に戻っていた。
総じて金融市場にとってはかなり荒れ気味の休日前の週となったが、これは金星による天王星・冥王星・木星へのカーディナル・グランドスクエア形成、そして双子座における下弦の月が持つ性質を全面的に表している。