10月01日付 メリマンコラム 《短期見通し》その1

前回のレポートで9月29日(日本時間30日)の満月【註:太陽と月のオポジション】の重要性について論じた。
その際にカーディナル・サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の内において、(満月の太陽が)天王星/冥王星の(ワクシング)スクエアに対して(活動宮)強力なシグナルであるT字スクエアを形成する点に触れ、次の通り述べた
“この位相は、その前後1週間以内で地震、火山噴火、大規模停電、強風、そして巨大な高波との高い関連性を有する強力なシグナルだ。また仮にこれらが満月の時に起きなかったとしても、この手の事象はその前後の週の上弦の月(9月23日)または下弦の月(10月8日)が契機となる可能性がある。こうしたシグナルには天王星が絡んでいる事から、突発的にして、破壊的。何処で何が起きるか予測するのは不可能に近い。ひょっとすると、それはテロリストによって何らかの行動が起きるのかもかもしれない。この手の(惑星)シグナルが出ると、そのとき金融市場では非常に急激な下落を伴うケースが多い。ただ必ずそうなるとは限らない”。
ただ、この天王星/冥王星スクエアの「太陽トランスレーション」を伴う、満月とのT字スクエアは、9月26~10月26日の間に形成される11の重要なジオコズミック・サインを内包した非常に大きな時間帯【註:これはクラスターと呼ばれる】の一部分に過ぎない。
このクラスターの中でも、最も強力なジオコズミック・サインは丁度今現在形成されており、その後再び10月5~8日、即ち今週末から来週初めにかけて再度強力なサインが出現してくる。
したがって、今後10営業日の間、様々な金融市場において反転が起きる可能性がある。
もう少し長期的な視点では、今週はいくつかの「惑星イングレス」があるという点で重要だ。
「惑星イングレス」とは、ある惑星が、1つのサインに入居し、次のサインへと移行する時間帯の事を指す。