今週は10月15日(月曜日)、天秤座の新月(太陽と月のコンジャンクション)で始まる。
通常、これはポジティブなアスペクトと見られ、株式相場における天井と関連性が高い。しかし先週の当コラムでも述べたように、いつもそうなるとは限らない。
(このアスペクトに関連しているかもしれない)“良いニュース”は、前週発表になった失業率の低下であるかも知れず、また先週終盤に発表された週間新規失業保険申請件数の低下である可能性がある。
むしろ世界を見回してみると、いくつかの市場(アジアおよび環太平洋地域で)この新月に向かって高値を形成しているといえよう。
目先、影響を及ぼしそうな主要ジオコスミックサインは、おそらく火星の射手座入居であろう(日本時間10月7日~11月17日)。この位相は非常に値動きの荒い相場つきを示唆する組み合わせである。
火星は衝動や攻撃性、いかなる犠牲を払ってでも勝ちにいこうとする勢いを表す。
火星は、 “一番”であることが好きで、そのため、しばしば後先も考えずに行動に出てしまう事が少なくない。而してそれは闘争的で好戦的な状態になりがちで、しばしば(集団の中で)最も声高に主張する人物になる事で、そこでは自分の思い通りに出来ると信じている節がある。