10月22日付 メリマンコラム 《回顧と展望》その4

これはオバマ大統領とバイデン副大統領よりも、ロムニー知事とポール・ライアン下院議員の選挙綱領により近い線なのではないか。

もしこのようなことが起きているとすれば、これから先、政府による経済改革における政策変更が世界中を席巻するだろうことは容易に想像がつく。何故ならこうしたアスペクトはなにも米国のみではないからだ。

2013年~2014年、山羊座8~15度を運行する冥王星は(天王星にスクエアで土星とはミューチュアル・レセプションの状態で)、中国、日本、そしてEU(註:1967年7月1日のブリュッセル条約発効に基づく欧州共同体を起源としている)の始原図にも影響を及ぼす。

これが世界の政府の規模と役割に対する厳しい制限の始まりを示す可能性は大いにある。こうした観点からのより深い分析に興味のある向きは、著名なアストロロジャーであるグレン・ペリー博士のウェブサイトを訪ねてみてほしい。彼は2012年の選挙に関して非常に興味深い記事を2本書き上げている。

先週の金融市場では、米国と日本の株式市場が10月15日(月曜日)の新月に数週間ぶりの安値をつけた。欧州における殆どの市場はその前週の終盤に底打ち。そして殆どの市場が木曜にかけて反騰し、金曜には急落した。

金と銀、加えて対米ドル通貨も似たような状況だった。

だが、本番はこれからだ。