*変則的ですが、今回は先に《短期見通し》その1を掲載後、2日間《回顧と展望》を掲載し、木曜日(11月1日)に《短期見通し》その2を掲載します。
他方、我々は今週、強力で重大なジオコスミック・サインが群がる時間帯のただ中にある。
10月28日、火星は木星とオポジションを形成。11月2~4日には金星が天王星/冥王星のワクシングスクエア(90度)とT字スクエアを形成(金星トランスレーション)、そして11月7日には水星逆行が起こる【註:全て日本時間】。
更に先週次の通り述べた。この事象は既に現在展開中。即ち“それはまた世界の株式市場における非常に大きな価格の揺れ動きにも関連している。何故なら火星はこの時、射手座に在泊しているからだ。…目先、影響を及ぼしそうな主要ジオコスミック・サインは、おそらく火星の射手座入居であろう(日本時間10月7日~11月17日)。この位相は非常に値動きの荒い相場つきを示唆する組み合わせである。火星は衝動や攻撃性、いかなる犠牲を払ってでも勝ちにいこうとする勢いを表す。…而してそれは闘争的で好戦的な状態になりがちで…、(そして)金融市場に強力な反発や大下げを示現させる…”。
さらにその上、10月29の月曜は満月だ(日本時間は30日午前5時前)。そして11月13日(日本時間では14日の午前7時ごろ)、それから2週間の内に蠍座の22度で日食が起きる。
何故それが重要かって? 何故ならこれが私の出生図における金星上で起きるからには、おそらく世界中の金融市場が崩壊するに違いないのだ(笑)。
さて、ここからは真面目に話すとしよう。
多くの金融アストロロジャー、そしてマンデーン・アストロロジャー達がこれまで多くの蝕を見てきた中で、この日食に懸念を抱いていることを私は知っている。だがこれはノースノード・イクリプス(食)であって、月のサウスノードで起きる食ではない。通常、ノースノード・イクリプスは希望の兆しを含むものだ。この日食が蠍座で起こり、そして蠍座が“負債”、蝕が“過去の流れを変えること”に関連することから、ここで希望を抱く理由は存在する。