現在運行中の金星は、天王星、冥王星と同じ度数に在り、アストロロジャーが言うところのT字スクエアという位相を形成している。それはより強い惑星である天王星と冥王星の持つ性質に、新たなパンチ力を加える。
この期間のことは『フォーキャスト2012』にこう書かれている『10月25日~11月3日:★ 季節外れの雪の可能性、強風、電力不足、地震』。
そして同書の中で、年末までに似たようなことが起こり得る時期としてさらに3つの期間を予測した。
それは
11月22~27(★★:洪水、吹雪、強風、道路凍結で危険)、
12月13~16日(★:吹雪、強風、ハリケーン、停電、地震)、
そして12月25~31日(★:吹雪、強風、ハリケーン、停電、地震)だ。
【註:カッコ内は同書161ページ「2012年の天候パターン」から抜粋。本文では一つ「11月10~14日:嵐、垂れ込める雲、洪水」が抜けている】
しかし、今まさに金星が共同体を大混乱させるという事象以上の現象が現れる。そう今週はトリックスターである水星が逆行に転じるのだ(日本時間11月7~27日)。
この期間中は、全てのコミュニケーションにおいて、確実さを保つためには「復唱」と「確認」が必要となる時期である。
即ち、ブローカーに売りを指示する時は、自分の言葉が『売り』を意味しているのであって『買い』ではないことを確認すべきであり、
あなたの友人からEメールが届いて、そのサブジェクトに彼女が今マドリードの路上に立っていて財布を無くしたなどと書いてあったら、添付書類を開く前に差出人のアドレスが本当に彼女のものかを確かめるべきであり、
あなたのお気に入りのニュースキャスターがミット・ロムニーまたはバラク・オバマが勝ったとアナウンスしたら、確認のためにも他の局もチェックしてみるべきだし、
そして今週もし誰かが何かを言ったなら、その情報に基づいて行動する前によく調べるべきだ、ということである。