11月05日付 メリマンコラム 《長期見通し》その1

『票を投じる者に権力はない。その票を数える者が権力を握るのだ』
                     ―スターリン【ソ連の政治家】

今週は米大統領選の週。我々は誰が次期大統領になるかが分かった時点で≪長期見通し≫を再検討するだろう。
もちろん、今週起きる水星逆行と海王星順行を考えると、私達はそれほど早く結果を知ることはないかもしれない。何が起きても私達は驚かないが、それでも現在顕現している惑星パターンと相互関連して、何か予期せぬサプライズが起きそうなことは承知している。
さらに、天上に拡がる宇宙が奇妙な様相を呈するにつれて、一人のマンデーン・アストロロジャーとしては来年2013年に示現する稀なパターンにこころ惹かれざるを得ない。今月は滞在しているここフロリダ最南端の島々 ― フロリダキーズで机の前に座り、『フォーキャスト2013』を執筆しているが、個人的な感覚を言えば、これまで私はこのようなフォーメーションが展開するのを見たことがない。
グランドトライン、カイト、T字スクエアが太陽系で最も遠い5惑星(木星、土星、天王星、海王星、そして冥王星 )を巻き込んで展開していくのだ。
この時、鍵となるのは木星・冥王星のオポジション(180度)に思える。この2惑星は三つのパターンのうち二つに含まれるからだ。冥王星のみが唯一全てのパターンに絡んでいる。