11月12日付 メリマンコラム 《短期見通し》その1

【お知らせ】今週はコラムの内容を鑑みて変則的な掲載にします。本日は《短期見通し》その1、明日14日は《回顧と展望》その2。
15日が《短期見通し》その2、16~17日に2日間かけて《長期見通し》を公開します。

【本文】
 今週は11月10日(日本時間11日)に海王星が魚座の0度で順行に転じ、その後11月13日(日本時間14日朝7時ごろ)に蠍座で日食が起きる。
 
 そして火星は11月16~17日に山羊座入りする。これら全てが潜在的な重要性を秘めている。

 海王星の滞留は、選挙の投票集計に関わる疑惑にはあきらかに関与しなかった ― 少なくとも国中を騒がすようなレベルでは。

 だがそれでもなお他の事柄に関しては、不正、あるいは誤魔化しがあったのではないかという噂や申し立てに同期していた可能性がある。

 またこれは大雨、雪、そして(または)洪水にも関与したろう。

 もしかすると、選挙の5日前にイランが米国の無人偵察機を攻撃したという発表に関連しているのかもしれない。金曜(9日)のウォールストリートジャーナルによると、『事件が報道されたことを受けてペンタゴンは初めて機密扱いの米国監視プログラムについて公的に認めた 』。

 ふーむ…しかし一体誰がこれをリークしたのか、そしてホワイトハウスの透明性に関わるこの事件の影響はどうなのか。特にこれが選挙前に起きたというのに、その決着の後まで発表されなかったというのは合点がいかない。またもや陰謀説の登場だ!
 
 蠍座で起きる日食は、蠍座が支配する全ての物事にハイライトを当てる。例えば勃発し続ける世界規模の負債爆発、そして当然、米国における差し迫った「財政の崖」だ。もしこれが発動すれば、米国は即座に不況に陥り、失業者のとてつもない大増加に繋がると予測されている。

 今週はこの問題について、数多くの破滅シナリオが論じられるのを耳にすることだろう。これは全て蠍座 —死、負債、そして税金の星座宮— が持つ力学なのだ。