だがおそらくジオコスミックで今週最も重要な惑星の運行は火星の山羊座へのサインチェンジであろう(日本時間11月17日)。火星はそこでクリスマスまでを過ごす【註:12月26日にみずがめ座にサインチェンジ】。
これは1913年12月23日に設立された連邦準備制度理事会(FRB)の始原図に影響を与える。
このように、カーディナルサインである山羊座に惑星がサインチェンジする時期に米国の中央銀行が政策決定を行うというのはけっして珍しいことではない。
しかしこれは同時に、増大しつつある中東での軍事衝突の脅威とも同期するサインチェンジだ。先週イランによる米無人偵察機がリークされたのは、天王星に対しスクエア(90度)を維持する冥王星と、その冥王星と火星のコンジャンクション(0度)が刻一刻と近付くにつれてワイルドにエスカレートする、何かのスタートであった可能性がある。
このコンジャンクションは11月23~27日に起きる(日本時間では28日朝)。
もし株式市場がホワイトハウスや(または)議会から「財政の崖」について何か好材料を得られなければ、このアスペクトは現行相場の下落がより深刻化する動きと一致する恐れがあるだろう。