さて、話を12月3日の太陽・木星オポジション(180度)のところまで戻そう。
日に日に12月21日が近付くにつれ、不安は増大するとともに非難もつのる。
日に日に12月21日が近付くにつれ、投資家による“出口への殺到(日本語で言う所の狼狽売りの事?)”も恐らく日一日と近付いてくる。
さらに12月13日が近付くにつれ、株を売り逃げようとする投資家心理は恐らく最高潮に達し、狼狽売りは(ひとたび始まれば)勢いを構築する事になろう。
何故なら、この日は天王星が静止状態から順行に転じる時間帯なのだ。
天王星が高揚(highlight)される時、相場はボトムないし天井はつけない。また、天王星は、下値支持線や上値抵抗線を尊重しない。それは“ブレイクアウト”の様相。
とりわけ天王星は冥王星と強力なワクシングスクエアを既に形成中であれば尚更だ。
したがって来週までに新高値を更新する事に失敗するという事は、この太陽・木星のオポジションに関連して相場が天井をつけたという事を意味する。そしてそれは本格的な売り圧力が始まっていくという事になる。
あまつさえ今週初めに新高値を更新した場合でも、ワシントンでの動向次第によっては、売り圧力が何時何処で始まってもおかしくはない。