12月10日付 メリマンコラム 《短期見通し》

11月27日の重要変化ゾーンと株式の反転は合致せず。
しかしながら、その反転ゾーン内における個々のシグナルは、なお影響力のオーブ(許容範囲)内にある。

例えば、先週こう述べた“12月2日(日本時間3日)に、太陽・木星オポジション(180度)として知られ
る非常に重要なジオコスミックスサインが発生する。これは金融アストロロジーにおける株式相場の反転場
面でのサインとしては最も重要なもののうちの一つだ。このサインの前後10営業日のオーブ(許容範囲)の
中で、50%の確率で50週サイクル以上の長期サイクルの反転と関連性を持っている。また過去の例から見て
も75%の確率で、同じく前後10営業日のオーブでPC(プライマリー・サイクル)の天底と関連性が高い。
これは(木星だけに期間が)大きいので、この位相が株価にどういう影響をもたらすか…”。

つまりこれは、相場が12月17日までに反転する可能性が残っているという事を意味する。今週やってくる位
相を鑑みれば、まだ日柄的には重要な天井をつける時間帯にあるのかもしれない。

これとは別に、 今週は強力な天体位相群を擁する重要な時間帯の始まりとなる。
最初は12月13日の天王星の順行開始で、これは射手座で形成される新月(太陽と月のコンジャンクション)
と同日。天王星はワイルドである。射手座もワイルドだ。したがって、12月13日前後3営業日は相場もワイ
ルドだろう。

相場の反転もしくは非常に大きな値動き(もしくはその両方)があるかもしれない。この天体位相のコンビ
ネーションの影響で金融市場に人が殺到(stampede)するかもしれない。

ただこの殺到が、株式市場にとって、内向き(急騰)、外向き(暴落)どちらの殺到なのだろう?

それは「財政の崖」がどれだけ現実として投資家に知覚されるかに依る。株式が騰がり続けている今現在の
ところは、それほどリアルに感知されているとは言えない。

また、この「ワイルドさ」は株式市場のみに限ったことではない。金と銀にはもっと高率の価格変動を期待
しつつ、見守ろう。