先週次の通り述べた“これとは別に、 今週は強力な天体位相群を擁する重要な時間帯の始まりとなる。最初は12月13日の天王星の順行開始で、これは射手座で形成される新月(太陽と月のコンジャンクション)と同日。天王星はワイルドである。射手座もワイルドだ。したがって、12月13日前後3営業日は相場もワイルドだろう。相場の反転もしくは非常に大きな値動き(もしくはその両方)があるかもしれない。…また、この「ワイルドさ」は株式市場のみに限ったことではない。金と銀にはもっと高率の価格変動を期待しつつ、見守ろう”。
実際、多くの株式市場が12月12日(水曜)~12月14日(金曜)までの間にトップアウトした。12月12日にトップアウトした市場は、例えば米国のように、金曜に向かって幾分急な下落をみた。だが相場の下げで言えば、金と銀ではもっと激しい急落となり、水曜に週の高値をとった後、金曜にかけて売り浴びせられた。金は水曜、月が射手座を運行する間に1725に達したが、金曜の山羊座の月に至るまでに再び1700以下まで下がり、現行サイクルのスタートとなった11月5日の安値にフラフラとちょっかいを出していた。銀は12月12日(水曜)に3387まで駆け上ったが、その後反転して、11月16日以来の安値水準である3229で週の大引けを迎えた。こうした動きはまだ終わっていない可能性がある。
今週12月15日(日本時間16日)、金星が射手座に入る。その翌日(日本時間ではその14時間後の17日午前3時ごろ)、金星は魚座の海王星とスクエアを形成するが、これは喪に服す世界を暗示している。このシグナルは愛する者を失うことを含む、哀しみと相関関係を持つのだ。12月19日(日本時間20日)、金星は天王星とトラインを形成。これは4営業日内に起きる、株式市場のトレンド反転を示唆している。また翌週は、天王星・冥王星スクエアの「太陽トランスレーション」。即ち12月25日(日本時間26日)に太陽は天王星とスクエアを形成、そして12月30日、山羊座の冥王星とコンジャンクションとなる。これは金融市場に更なる反転がみられるか、あるいは突然の出来事や何らかの混乱が社会や統治体制に影響を与えるとも考えられる。この期間、特に12月28日の満月付近には、地震、大規模停電、強風や嵐などが起きることも珍しくはない。また、北部地域では大雪と超寒冷気温に同期する可能性がある。