3月11日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その1
『イランのアフマディネジャド大統領はベネズエラのチャベス大統領の国葬に参列、ベネズエラへの弔慰状の中で、チャベス氏はイエス・キリストとイマーム・マーディ― イスラム教シーア派における指導者 ― によって復活し、人類を救い、世界に正義をもたらすだろうと宣言した。』
— ウォールストリートジャーナル紙「イランの指導者、チャベスに対する賛辞を厳しく批判される」by Farna Fassihi より, 2013年3月8日付記事
先週、世界はまたもやワイルドでクレイジーであった。ダウ平均が記録的高みに昇ったその日 ベネズエラの絶対的指導者であったウゴ・チャベスがこの世を去った。
米国ではこわいこわい「歳出自動削減」が、まるでブツブツと呟くような不満の声と共に始まった。だが、ホワイトハウスが主張するところの、多大な痛みを伴う削減と合理化のスタートに関する反応はといえば、考えようによっては、この削減でカットされる項目の長いリストは前週に大統領がメッセージの中で表現した、「ひどい苦しみを引き起こす”愚かな” 行為」というほどのものでもないという結果に終わった。