13.07.03

7月01日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その1

先週、水星が逆行(6月26日~7月20日)に転じたが、多くの金融市場で、早速その通常パターンである両方向性を発揮している。先週次の通り述べた“またこの時期、土星が7月7日に(日本時間8日午後2時ごろ)逆行から順行に、天王星は7月17日(日本時間18日午前2時過ぎ)から順行から逆行に方向転換する。7月17~19日の木星・土星・海王星のグランドトラインは好ましいものであり、例えば移民法案のように、この時期に下される長期にわたる決定には明るい見通しがある(まぁ、この法案は多くの人々にとって好ましいと思われるが、他の人々にとっては大きな心配事だ)。しかしながら、これまで述べてきたような他のシグナルの顕現(特に天王星・冥王星スクエアと天王星の逆行)も示現することを考えれば、金融市場にとっては非常にワイルドな時期にもなりそうだ”。確かに、先週はワイルドであった。

ダウ平均を例にとれば、6月24日に14,551まで下げたが、これは5月22日につけた史上最高値15,542から1000ポイント近くの下落だ。その日は5月20日の天王星・冥王星スクエアからわずか2日後のことであり、(MMAなどで提示される)重要変化日でもあった5月24日の2日前のことだ(重要変化日は5月27日であったがその前後3営業日がオーブとなる)。だがダウの下落など、他の市場と比べれば色褪せて見えた。
ヨーロッパ、日本、中国などは、下落率で見ればもっと凄かった。だがその後殆どの指数は突如として急反騰し、ダウ平均はそれから3日連続で3ケタ上昇を見せ、そして金曜に3ケタ下落した。