7月01日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その2
一方、7月4日を用いると、月は双子座に在る。双子座は水星が支配しており、逆行中だ。そしてこの月は海王星とスクエアを形成している。この場合、口にされる殆ど全ての言葉が翻されることを意味する。これからの一年は、コミュニケーションという視点から見る時、「卓越したコミュニケーター」として知られる大統領にとっては興味深いものとなるに違いない。
だがそれにも増して、この一年は財政と金融(7月2日建国図/牡牛座の月)、さもなければ新聞、メディア、そして検証という試練に耐えられない言葉の数々(7月4日建国図/双子座の月)が際立つものとなる。多くの誤解や伝達の行き違いが起きやすく、何を信じれば良いかを知るのは大衆にとって難しいだろう。これは噂や虚偽の決めつけが蔓延する社会環境だ。米国の機密保護情報に関連するエドワード・スノーデン事件の内にすでに観察されるように、リーク行為は珍しくもなくなるかもしれない。
両方の建国図において、金星は土星とスクエアを形成しており、天王星は冥王星とスクエアだ。だがこれら両図にも、木星・土星・海王星のグランドトラインは顕現している。全てが否定的なわけではない。とはいえ情報やニュースの類いに関しては、それが正しいかどうかは全く疑わしいし、その誠実さ、動機、そして情報をもたらす人物の信頼性には大いに疑問の余地がある。