2013.03.27

3月25日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その3

 更に現在は、とりわけドラマティックな時間帯といえる。何故なら今回の“トランスレーション”は今月末まで(の短期間)に、1度だけでなく3度やって来るからだ。加えて、(今回のトランスレーションは)天王星と冥王星のホロスコープの位置と始原図が関係している国や地域とは最も関連性が深い。そして(この天体位相は)、ちょうど欧州連合(EU)ならびにユーロ通貨の始動に関わる無数のイベント発生時のホロスコープを重ねると色々なアスペクトが出来る。即ちEUに関わる諸制度の始動日程の大半が(通貨統合の第一段階に入った1990年)7月1日、または(決済通貨として始動した1999年)1月1日に集中している。
 この時、太陽は前者が蟹座の8~10度、後者は山羊座の8~10度にあった。

 運行中の冥王星は現在山羊座にあって、もうすぐ上記の度数に接近。前者のホロスコープ(蟹座の8~10度)とオポジションを形成する。
 更に運行中の天王星は現在牡羊座にあって、これら2つの惑星とスクエアの関係に。また今週は、太陽、金星、そして火星(のトランスレーション)が、天王星・冥王星スクエアとともに現れる。そしてこれに欧州始原図の太陽(生命力とリーダーシップを表す)が加わるのだ
 これは鈍重な期間とはなりえない。それは、活発なサインに活発な惑星が入居している状態なのだから。
 さて、これは何を意味するのだろうか?それは、現状存在している統一体という存在に対する、潜在的な脅威を表している。