2013.04.06

4月1日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その6

  もし読者の皆さんが米国人であるなら、潮に乗って楽しいサーフィンを! だが、しかるべき時にパーティから帰宅することを忘れてはいけない。2013年半ばには時計が真夜中の鐘を打つ。サマータイム(夏時間/Daylight savings)というのは、「日光」を「節約する」ことをモットーとするものだ。木星がいよいよ賞味期限切れとなれば、私達はその同じ木星による、天王星・冥王星とのT字スクエア形成という事象に直面させられる。これは「破産」の古典的なパターンだ。木星がグランドトラインの内に含まれて、魚座の海王星がもたらす理想主義と協働するようなケースとは全く異なる原動力が働く。一方はパーティそのものだ。もう一方はパーティの後遺症だ。あまりにも長く続いたパーティが終わった後は、もう少しばかりの責任感と自制心を持てなかったその結果が待っているのだ。
 支出策と刺激策の効力を信じて止まない木星の下では、緊縮経済は死に体となる。だが、ひとたび天王星と冥王星が最大効力圏内に入れば、山羊座の冥王星が……そう、とにもかくにも賢明に、強い警戒心を持ってこれを扱わない限り、それは非常に危険で燃えやすい融合エネルギーとなることを、ファイナンシャル・アストロロジャー達は良く知っている