2013.05.30

5月27日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その3

先週はまた、金と銀も非常にエキサイティングなパフォーマンスをみせた。天王星・冥王星ワクシングスクエア形成の当日となる月曜朝の寄付前までに、NY銀は大きく売られ、数年ぶりの安値を更新2,025まで下落した。NY金もまた急落して1336(6月限)まで下落したが、これは4月16日のパニック売りでつけた安値1321.50より上位に位置。その後5月22日(水曜)までに、銀は2329と15%の反騰をみせ、金は1413まで回復した。これはジオコスミックな重要変化ゾーン内で、異市場間強気ダイバージェンスが形成された事に他ならない。現時点ではここで金の安値が維持されるのか、さらには、1999年8月ならびに2001年4月に250付近で形成されたダブルボトムを起点とした強気相場のなかで、両市場とも、新たなる上昇トレンドの口火を切っていくのか、その成り行きを見守っていくつもりである。私自身は、土星と冥王星がそのサイクルのウェイニングフェイズ(2001年のオポジションから2020年のコンジャンクションまで)にある間、その殆どの期間、商品 — 特に貴金属 — の強気相場は続くと信じている。