6月3日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その2
ただ、我々の前途には、魅力的かつ稀有な、水のサインでのグランドトラインが依然として控えている。この天体位相は7月17日前後に木星、土星、そして海王星が関連する【註:日本時間では18日に木星が土星と海王星が、翌19日に土星と海王星がトラインを形成する】。
もし5月22日と5月28日の高値が(米国株式における)4年サイクルの天井でなかった場合、この上げ基調はこのグランドトライン形成時までなおも続いていくかもしれない。それは、向こう10日の内にでも、FRBがその意図を明確にしようとするか否かによって結末が変わってしまう公算が非常に高い。
それは先般発生した3回目の天王星・冥王星スクエアが暗示するような、根本的なシフトが起こったのだろうか? それとも、来たる6月6日の海王星の滞留からの逆行で示されるような、とてつもなく大きな誤解が生じているのだろうか?
前者の疑問に関して言えば、この天体位相の3回目と4回目との間の期間(5月20日~11月1日)は、2012年6月24日から2015年3月17日まで続く、そうそうたる7つのポイントの中でも、理論的には、最も強烈で難しくもその能力が試される部分といえる。この中間局面は、まるで原始のワイルドな野獣の口に咥えられているようなものだ。
もし皆さんが、このところ異常なストレスや緊張を感じているなら — または他の人がそうであるのを観察してきたなら — そこにはアストロロジー上の相関関係があるかもしれない。おそらく海王星の逆行開始が一時的な逃げ道を提供するだろう。