7月15日付 メリマンコラム 《短期見通し》
先週も述べたように、火星は7月13日(土曜日)に蟹座入りする。この入居はFRB設立図(1913年12月23日のNY時間でのホロスコープ)と関連性を有している。水星逆行の効果も相まって、FRBの真の存在意義とは何か、この事について“(不明点や疑問点などの)洗い直し”が行われる運命にある。その際たるものがハンフリーホーキンズ法に基づく議会証言がある17~18日であろう。この日はバーナンキ議長が半年に一度、米国上下両院議会に姿を現す日でもある。
また、今週は非常に稀有にして強力な木星・土星・海王星のグランドトライン(120度)を7月17~19日に目の当たりにする週でもある。この天体位相に関しては、当コラムでも大いに議論がなされてきた。同様に拙著『フォーキャスト2013』の中でも多くのページを割いてきた。実際の所ファイナンシャル・アストロロジャーにとって興味深い点は、原油の支配星が木星と海王星であるという事。この影響なのか、目下原油相場は過去2年の中で最も高い値位置水準に向って上昇している。更にこの位相に関する話題は、次の《長期見通し》の中でも触れたい。