2013.07.22

*今日は先にこちらから訳しました

7月22日付 メリマンコラム 《短期見通し》

非常に稀有にして強力な木星・土星・海王星のグランドトライン(7月17~19日)は終わった(繰り返すが…ここがポイントであったと見たい)。ただ上昇している相場は、7月29日(日本時間だと30日あたり)に発生するグランドセクスタイル(六芒星、ダビデの星、またはダイヤモンド:6つの惑星が相互に60度の位相を形成する)の影響を受けて、今月末まで続くかもしれない。

この天体位相もまた稀有なサインではあるが、今回の位相に関係する惑星の中には、動きが早い月が含まれるため、重要視すべきか否か、私には判断ができない。この位相がもたらす効力は数時間程度なのだ。もし、この時間帯に突然世界に平和が訪れたなら、私はこの位相に対する考えを改める事としよう。そうでなければ、グランドトラインの核心―そして、それらがもたらす慈悲の心(compassion)と調和(unity)及び基本的な権利の発展に関するメッセージ―が廃れてしまう。

更に現時点で、天王星と水星の進行方向が変わっている(詳しくは《長期見通し》を参照の事)。6月22日(月曜日)の時点で、(獅子座に)太陽、(乙女座に)金星の両惑星がサインチェンジ(太陽は日本時間23日午前0時ごろ。これはひょっとすると、投資家達が自身の焦点をシフトするかもしれないという事を意味するのかもしれない。また同日、火星は木星とコンジャンクション(0度)を形成。これは通常、強気のサインとなる。しかしそこから天体位相は7月27日に向かう(日本時間では28日)。

この時(28日)、太陽は土星とスクエア(90度)を形成するとともに、火星が冥王星とオポジション(180度)を形成。その後、この火星は31日(日本時間8月1日)に天王星とスクエアを形成するのだ。

そして今週22日の火星・木星のコンジャンクションと共に、何もかもが変わってしまうように思われる。この時、抑制と常識の世界からヒステリーと脅威の世界へと素早く移動する羽目に陥るかも知れない。ただそれは何の脅威なのだろう?財政問題か?政治体制だろうか?我々の日常生活だろうか?

これらの天体位相の組み合わせの下には「衆愚政治(mob rule)」の要素が現れている。(この時間帯において)潜在的な爆発、更には暴力的な状況が明確に存在していると言う事を読者の皆さんにアドバイスしておきたい。