2013.07.23

7月22日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その1

現在、7月17~19日のグランドトラインの影響下に置かれている。この天体サインの影響により、NYダウが6月18日に15,589をつけるなど、米国株式は先週史上最高値を再更新した。しかしながら、先週の社会政治イベントは株式市場のお祝いムードに影を落とす。この影は天王星・冥王星スクエアによってより大きく増幅された。この強力な天体サインについては、拙著フォーキャストなどでも触れている。

先週の悲劇的なイベントや昨年経験してきたように、我々が現在生きている時代を予めプレビューできる。それがマンデーン・アストロロジー研究の真の凄さであろう。

さて、世界の株価指数の大半が、先週上昇した。しかしながら、米国市場のみが5月22~23日(5月20日に3回目の天王星・冥王星スクエアが発生している)の史上最高値を更新した。その一方で米国以外の株式市場では高値更新ならず。これは木星・海王星・土星グランドトラインの終了間際で世界の株式市場間で異市場間ダイバージェンスが起こっているという事を意味する。

アジア、環太平洋地域では、日経平均株価は7月19日(金曜日)に14,953を記録したものの、5年ぶりの高値であった5月23日の15,942を超える事はなかった。オールオーディナリーズ(豪)は、同日4,993を記録。しかし5月15日の高値5,229を超え切る事は出来なかった。ハンセン指数(香港)も7月12日に21,522の高値をつけるまで反騰したものの、5月20日の23,512レベルには遠く及ばず。上海総合指数(中国)は7月11日に2092まで上昇した後は先週末19日には1982まで急落している。センセックス指数(印)は、善戦して7月19日に20,256まで上昇。しかし、5月20日の高値20,443には及ばなかった。