2013.08.27

8月26日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その2

ちょうど同じことが1930年代に起きたように、これはまさに、カーディナルT字スクエアを形成する木星・天王星・冥王星の力学が象徴する事象、そのものだ。今回は世界的な富の破壊がアジアを起点として始まる。だがこれはまもなく、アジアの不動産市場のみならず、世界の他の地域、他の市場にも拡大していく可能性がある。例えば今週のギャラップ調査は驚くべき統計値を発表した。「広く参照されている世論調査会社ギャラップは、米国の8月の失業率について8.6%という物騒な数字を示した。これは7月の同調査結果である7.8%からは衝撃的な上昇となる。一方、被雇用者数は2013年で最も高い数字だった18.2%から急降下して、17.7%となった」。ワァオ!

こうした認識に沿った話として、先週はドイツの財務相による、ギリシャは確実に再度の救済措置が必要になるだろうとのスピーチもあった。これは若干の驚きとして受け取られた(だが実際は誰もが思っていたことだが)。何故ならドイツの指導者達が最後の救済措置は…とにかく最後なのだ、と断固として宣言してからそれほど経っていないからだ。ギリシャが — またもや — 破産しないように、本当に再び救済があるだろうということが判明した。木星・天王星・冥王星のT字スクエアが頭をもたげている。

そして7月のグランドトラインから今週のグランドスクエアへと、これら全てのジオコスミックな力学の急激な変化にともない、金と銀は急騰し続けた。金は今や1400を試し、銀は2400以上に騰がっている。ほんの2カ月ばかり前には金は1180以下だったし、銀は1800を試していたのだ。これらの長期サイクルの底はきっかり予測した期日につけており、それについては最近のMMAサイクルズ・リポートで報じている。