9月9日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その3
マンデーン・アストロロジーではこのようなテーマが過去幾度となく繰り返されてきた。皆さんは不思議に思うだろう。「何故 “彼ら” はその事実を見ようとしないのか?」と。
その理由はおそらく“野心は、あなたから幼年時代を奪い取る”からであろう。不幸なことに、一部の人々のこの手の野心が、多くの―無垢な―人々の幼年時代までをも奪い取ってしまうのだ。
続いてまもなく次のシグナルがやって来る。アストロロジャーならそれについて考えねばならない。夜空にアイソン彗星が顕れようとしているのだ。アイソンは「世紀の彗星」とうたわれており、ちょうど火星周辺を過ぎたところだ。そして11月末頃には近地点(とは言っても直近で火星に近付いた程ではないが)に達する。アストロロジャーにとって、彗星とは言うなれば宇宙のメッセンジャー、あるいは神々の使いだ。彼らは指導者の凋落と権力のシフトを暗示する。アイソンが火星近傍を通過すると共に可視化するというのは注目に値する要素だ。
これはおそらく、この彗星が2014年の世界に火星的なインパクトを与えるだろうことを意味している。
しかしながら、神様感謝いたします。魚座の海王星の存在は勿怪の幸いというべきであろう。(この存在により)始終が好戦な状態になるというわけでもないのだ。どこかに解決への道は存在する。40年前、ジョン・レノンはこんな歌を唄った“Give Peace a Chance”(平和を我らに)と。
我らのリーダー達が、彼らの野心と子供時代の純粋さとの適切なバランスを見出し、そして自分自身のためのみならず、自分を選んだ人々のニーズに奉仕することを胸に刻んで行動することを願おうではないか。