12月09日付 メリマンコラム ≪回顧と展望≫ その1
“反アパルトヘイトの武闘派活動家から民主主義の南アフリカ共和国において求心力を持つ大統領となり、世界的な民族和解の象徴にまで昇りつめた、ネルソン・マンデラが … 木曜に死去した。享年95歳だった。”
― ピーター・ウォナコット「ネルソン・マンデラ:1918〜2013」
ウォールストリートジャーナル 2013年12月6日付
12月5日(木曜日)、世界は偉大な人物 ― 天王星・冥王星サイクルの最高の質を体現した男 ― を喪失した。その質を具現化していく中で、彼は最初の内は戦闘的活動家(天王星)であった。だが後に、人種平等、市民権、そしてまさに人権(これも天王星)のための闘いにおける、巨大な統合の力を象徴する一人となったのだ。
彼は、自由と基本的人権の追求という理想を、現実そのものへと変容させた。これは山羊座の冥王星が提示する、より高いレベルの目的だ。また、山羊座の冥王星が持つエネルギーの最高の顕現として、彼の取り組みは非常に多くの世代にわたり、沢山の人々に希望を与えるという功績を遺した。
そして、彼は全ての惑星間アスペクトの中で、最も幸運と言われるフォーメーションの一つ、木星・土星トラインの下で、私達の世界から去っていった。彼の死は世界から惜しまれるだろうが、彼が人生をかけて探求した勇敢な活動は生き続け、それによって私達は感謝し続けるだろう。
米国労働省発表の11月雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)が前月比20万3千人増。失業率は10月の7.3%から7%へと急激に減少した。これは良いニュースであり、これを受け、米国株式市場は1週間の滑落から反転、金曜(6日)に急騰した。11月29日(金曜日)に16,714の史上最高値をつけた後、ダウ工業平均は12月4日(水曜日)に15,791まで下落していた。そして6日の雇用統計まで15,900以下で低迷していたが、その後は6日だけで200ポイント近く騰がり、16,020をつけた。S&Pもまた急反騰し、ナスダックは2009年9月以来の最高値を記録した。