*短期と長期の文章を間違えて訳しました。
2月3日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その1
“ギャロップによる世論調査で去年最も注目に値したのは12月の報告で、米国民の72%が「大きな政府」を米国にとって最大の脅威と見なしているという結果だった…… フラストレーションを抱えて…… ホワイトハウスは…… 直接的な国家運営を怠っている。我々は「一方的な大統領の時代」の幕開けに立ち会っているのだ。”
― by ダニエル・ヘニンガー 『Obama’s State of Disunion』より
2014年1月30日付ウォールストリートジャーナル紙より抜粋
OK、さぁ冥王星の暗黒面について掘り下げてみようではないか。まずは2012年6月〜2015年3月に展開する天王星・冥王星スクエアという、驚くべきアスペクトを再吟味だ。『フォーキャスト2014』で論じたように、このジオコズミック・サインは幾つかの不穏な(そして邪悪な)形をとって示現する。その一つが政府による自国民へのスパイ行為と、市民から厚かましくも権力を奪い取り、世界中の政府指導者がその手に握るという動きだ。これら国防の名の下に行われるプライバシーの侵害は、カーディナル・クライマックスが始まった2008年から(そしてそれ以前にも)続いている。一連の “隠匿行為” と “自国民に対するスパイ行為” は、米国では2012年、天王星が3年にわたる冥王星へのスクエアを形成し始めた時、白日の下に曝された。私達は現在、このアスペクトの中間時点に立っている。だからこうした隠匿行為や秘密の活動に関して、今後さらに似たような暴露があるだろうと予測出来る。
山羊座の冥王星は(他にも様々な意味を持つ中で)政府による隠匿行為、自国民へのスパイ行為、そして権力掌握を象徴している。牡羊座の天王星はこういった活動の暴露と、その影響を被る側の激怒を象徴する。彼らは天王星(水瓶座)が持つ自由と独立という価値観を抱く者達だ。スクエアというアスペクトは、対立する両サイド(市民と政府指導者)が抱えるフラストレーションを象徴するが、これは注意深く扱わないと、突如として極度に暴発的になり得る。ジオコズミックな観点から見て、これは非常に危険な時期だ。そして木星が天王星・冥王星スクエアと共にカーディナルT字スクエアに参加してきた現在、すわち2013年8月〜2014年4月は、特に危機的だと言える。それに加えて、この時期は米国の国家としての安定性にとっては最大の危険期だ。何故なら、米国始原図上の太陽・土星スクエアが、そのまま木星・天王星・冥王星T字スクエアと同じカーディナルサインの度数に在泊しているからだ。社会不安と政治的混乱、これが私達の暮らしのすぐ隣に入ってこようとする新たな隣人達だ。だが既存の住人達は彼らを入れたくない。だから法律を自分達自身の手に握る。あるいは、彼らを寄せ付けないために ― 戦法を変えて― 新たなルールを作るのだ。