2014.02.28

2月24日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その1

ここで付け加えたい事は、私達がいまだに2013年8月〜2014年4月の木星・天王星・冥王星によるカーディナルT字スクエア期のただ中に在るという事実だ。これを思い出さねばならない理由は、今週、このT字スクエアを構成する上で都合3回形成される木星・天王星スクエアの2回目が26日にある。1回目は昨年8月21日に発生したが、この時、株式市場は3週間にわたる激しい下落を終えて反転し、上昇に向かった。
しかしながら今回は、2014年4月の宇宙的構造、すなわち火星、木星、冥王星、そして天王星の全てがそれぞれカーディナル・サインの13度に位置し、非常に稀なカーディナル・グランドスクエアを形成するという事象(以前こんな事があったろうか?)の、まさに前哨戦となる。
今日のエネルギーの源となっているのは天王星・冥王星スクエアであり、この33カ月も続く怪物的な天のシグナルは、私達の人生で最も長く、また最も困難で挑戦的なアスペクトだ。天王星・冥王星は112〜147年のサイクルを持っており、現在は初回1/4局面となる。そのスタートは1965年〜1966年だ。この時はダウ工業平均が始めて1000に届いた。そしてそれからまもなく、その年の内に25%下落した。皆さんはまた、当時の事を、世界中至る所で若者達が “権力者層” に反旗を翻した時代として思い出されるかもしれない。これは少なくとも文化的センスにおける革命の時代であったが、同時に政治的にも経済分野でも、革命は起きていたのだ。クレジットカードが生まれたのも当時なら、信用(または負債)の爆発的増加が始まったのもこの時だった。そして今、私達は当時(約50年前)始まった試みの結果に直面し、対処しようとしている。

私は天王星・冥王星のような長期の惑星アスペクトに関する一つのセオリーを持っているが、これはファイナンシャル、そしてマンデーン・アストロロジャーの興味を引くのではないかと思う。これは、過去50年間に起きてきた事、そして今後30年強の間にどんな事が展開していくかについて、幾ばくかの光を当てることになるだろう。それは以下のような事だ。