2014.04.07

4月7日付 メリマンコラム  《回顧と展望》 その1

牡羊座の新月が天王星とコンジャンクション(0度)を形成した4月2日以降、先週の株式市場は世界規模で軒並み高値を指向した。ところが(他の市場が)週末まではボラタイルな動きになっていなかったのに対して、米国株式市場は売り込まれた。これは先週のコラムで述べた記述にフィットしている。即ち“今週の新月は天王星とコンジャンクションの関係。天王星が絡むことから、誰もが激しい変化を予測している。おそらくそうなるかもしれない。だが、このコンジャンクションで一番速い天体は月であり、その性質はそれほどボラタイルとは言えない。しかしその1週間後には太陽と火星がオポジションの関係となる。この組み合わせでは、火星のほうがより遅い天体だ。だからエネルギーは突如として火星的になり、動向は攻撃的で荒っぽくなる可能性がある。そして4月20日〜23日には二つの強力なオポジションが発生する。木星・冥王星オポジションと、火星・天王星オポジション。そんな訳で、この期間は真に天王星・冥王星が支配する時期となる。市場が本当に荒っぽくなるのはこの時期だ。もちろん、私達はこれにオーブ(許容範囲)を与える必要がある。これはおそらく前後2週間程度になるだろう”。