2014.07.28

【お知らせ】今週、MMAサイクルズレポートの翻訳作業のため無料コラムの掲載は今日と明日の《短期見通し》のみとさせて頂きます。ご了承下さい。

7月28日付 メリマンコラム  《短期見通し》その1

史上最高値を更新したNYダウ(7月17日)とS&P(7月24日)は天秤座の23~28度を通過する運行中の火星の動き(7月13~24日)と非常に良くフィットしていた。これはNY証券取引所(NYSE)が設立した日(1792年5月17日)のホロスコープ、通称「バトンウッドチャート」の天秤座に位置している木星・海王星コンジャンクション(0度)と運行中の火星がコンジャンクションを形成していた時間帯になる。

現在、火星は蠍座に入居中。7月25日に蠍座に入居した火星は、9月13日に蠍座を離れる(日本時間では7月26日に入居して9月14日に蠍座を離れる)。この期間は、通常米国株式により多くの苦闘を生じさせると共に、貴金属のような商品市場にはより多くのサポートを生じさせる。

また、今週は金星トランスレーション、即ち運行中の天王星・冥王星スクエアと同じく運行中の金星とT字スクエア(90度)が始まる時間帯でもある。このT字スクエアが効力を持つのは7月28~31日である(日本時間では金星が天王星と90度になるのは8月1日)。金星は、株式や通貨のような価値ある物を支配する。このT字スクエアの第一段階は現在山羊座に位置する冥王星とのオポジション(180度)。これは7月28日(月曜日)に形成される。この天体位相は債務や税金と関連する。

今日の米国で取り掛かるべき大きな問題の一つに税制改革―特に法人税改革がある。

アメリカ合衆国という国は、現在世界最高の法人税率を有しているとされる。そして、米国企業は税務局員から会社資本を守るため、更には他の外国企業との競争を勝ち抜くために本社機能の(海外への)移管目的で驚くべきスピードで(所得税率の低い)外国企業を買収している。