8月4日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その3
獅子座の太陽と水星(情報)にスクエアとなる蠍座が意味する全てを鑑みれば、いったいどんな敵対者に関する “機密情報” が暴露されるかを観察するのは興味深い。*蠍座に多くの要素を持ち、どんな物事にもアクセスする手段をを持つ存在から何かを隠すことなど出来ない相談だ。特に、報道される(2010年10月25日ニューヨーク・タイムズ紙)ことを前提として、 “ 我々は敵に罰を与える。そして、我々にとって重要な問題について味方となってくれた盟友には褒賞を与える。” と言い放った人物の目を逃れるのは至難の業だ。このセリフには…獅子座に太陽を持つ出生図と結び付いた蠍座、そして冥王星の響きが大いにある。また、蠍座を運行する土星と連携しながら展開中の天王星・冥王星スクエアの全てが米国始原図の太陽・土星スクエアにハードアスペクトを形成している事実とも共振している。
アストロロジー上の専門用語を多く使い過ぎているかもしれないが、きっと私が言わんとする事はおわかり頂けるだろう。もしわからなければ、アストロロジャーに聞いてほしい。聞くなら特にマンデーンかファイナンシャル・アストロロジャーが良いだろう。要するに、権力と支配の問題なのだ ー あるいは、病巣の癒やしだ。私は癒やしを見る事が出来ればと心から願っている。きっと誰もが癒やしを見たいと思っているだろう。それは、これらの惑星と星座宮が持つ力学のより高次の顕現だ。しかしそれは同時に、こうした権力を使うにあたっての本人の選択に関わってもいるのだ。
天王星(オバマの出生図とソーラーリターン図の上昇宮である水瓶座を支配している)が冥王星とのスクエアを通した最終的な逢瀬に向かってひた走る2014年12月〜2015年3月。大統領にとって、そして米国の人々にとって、この1年は非常に重要な年であり、それぞれにとっていわば重大な岐路となるだろう。
“チェンジ” は約束された(そして希望も)。今、変化は訪れつつある。