2014.09.02

9月1日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その1

いくつかの重要なジオコスミック・サインが重なったのが8月29日で、これは8月25日〜9月3日まで続く時間帯の中間点だった。この日は “空騒ぎ” を示すコンビネーションの一つである太陽・海王星のオポジションが形成された。
では来週、火星が蠍座の第三ディーカン(20~29度)に入るにつれて何が起きるかを見てみよう。

黄道上のこの領域は、“バトンウッド・チャート” として知られるニューヨーク証券取引所の設立図上で太陽と水星(牡牛座)にパワフルなスクエアを形成する冥王星(水瓶座)に絡む位置にある。
ジオコスミック研究の観点だけから見ても、火星がこの領域を運行して設立図上の太陽・水星・冥王星に強力なT字スクエアを形成する時は、株式指数において短期だが非常に急激な下落との同期がしばしば起きる。例えば、今週のどこかの時点で、ひょっとするとたった1日の内に、ダウ平均が先週の高値から200〜300ポイント下げたとしても驚くにはあたらないだろう。

先週に比べれば、今週は全てが誇張されるかもしれない。9月5日、ヘリオ射手座ファクター(太陽中心に見たホロスコープの射手座に水星が入る現象)が発生するが、これもまた非常に急激な価格変動と相関関係を持つコンビネーションで、これは特に貴金属に顕著に見られ、またしばしば通貨にも影響する。