*今週はMMAサイクルズレポートの翻訳ならびに来週末に開催される勉強会の準備のため、短期見通しのみの翻訳となります。
9月15日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その1
ジオコスミックの活動は今週、再度激しく―そして傾向として非常にまちまちな―状態になる。仮に天界が傾向としてまちまちな状況に陥っているとするのなら、今週は金融市場や政界及び金融界の指導者の口からあまりにもちぐはぐなメッセージが飛び出してくるような状況に見舞われるのではないだろうか。
今週は、9月21日(日本時間では22日12時40分頃)に形成される火星・海王星スクエア(90度)という宇宙の霧から始まる。とかく火星はせわしない。そして海王星はいったい何処に行きたいのかがハッキリしない。少なくとも、火星は射手座内にいるので、何処に行きたいかはわかっており、早く行きたがっている。その行きたがっている場所に向かうための計画をまさに求めている。金融市場ではおそらく、幾つかの相場で今週ジグザグな動きになるのではないかと思われる。目先の動きで下落(もしくは上昇)しても、それはひょっとするとダマシかも知れず、相場はその後、元々行きたがっていた場所へ戻るべく鞭が入る。そしてトレーダーとしては、この手のダマシの場面には注意しなければいけない。
更にその翌日(日本時間では23日11時30分頃)、太陽が天秤座に入る。これは北半球では秋分の日。新たな季節の始まりだ。アストロロジーでこの時間帯は秋分点(autumnal equinox)と呼ばれる。これは今後3カ月を理解する上での重要なホロスコープとなる。その上で今後3カ月は非常に激しい―そして危険な―状況になると言い切る事が出来よう。23日には冥王星が順行に戻るので、ここからは冥王星的(Plutonian)な3カ月、言い換えれば強烈(intense)かつ危険(dangerous)な季節になるだろう。そう、我々は既にISISを介した注目のジャーナリスト殺害で切断した首を愛でる冥界の王として、冥王星が示すサインを見てきている。天王星とのスクエアの関係を伴った冥王星は依然として現在もテロリストの活動による危険な期間に至らしめたままにしている。実際、この状況は2015年3月まで続き、その間11月11日と来年3月11日がハイライトになる。何故ならこの時、火星が冥王星とコンジャンクション(日本時間では11月12日)を形成し、翌年には天王星ともコンジャンクション(日本時間では15年3月12日)を形成するからだ。ここは危険地帯であるのでリスクを取りに行く時間帯ではない。