《おしらせ》ネットワーク障害のため、暫くページの更新が出来ず、コラムをUPする事もできませんでした。
今回は《短期見通し》および《長期見通し》のUPのみと致します。
10月13日付 メリマンコラム 《短期見通し》
我々にとっての注目となる焦点は、現在進行している水星逆行期(10月4日~24日)の中間日にシフトしている(日本時間では17日午前5時41日)という点。逆行開始日前後(10月3~7日)に反転しなかった金融市場はどれも、この中間点前後1営業日の内に突然の反転を見せるかもしれない。これが、何故長期サイクルが天井を打ち新規の弱気相場が展開中だと単純に見なすことが出来ないかという理由の一つだ。実際その通りかもしれないのだが、これは水星逆行サイクルの一部分であり、そこでは希望(強気の)が再び呼び覚まされる可能性がある。したがって、まもなく株式市場に突然かつ急激だが短期間の反騰が起きるかもしれない。それに加えて、トランシットの金星・天王星・冥王星のT字スクエアがこの週末に終わる。これもまた、このところの下落を少なくとも一時的には終わらせる可能性を持つ。
とはいえ、この先にはより大きな懸念が控えている。その一つは、運行中の土星がニューヨーク証券取引所の設立図(1792年5月17日)、通称バトンウッド・チャート上の水星と太陽、これらとスクエア(90度)の冥王星とT字スクエアを形成しようとしている事だ。もし弱気相場が進行しているなら、短期の急騰があったとしても、アスペクト形成期間である10月24日~12月4日の内に想定される安値に向けて株価は急落を続けるかもしれない。
なお、銀相場の話だが、10月3日の安値16.64ドル(1,664セント)、ならびに10月6日の安値16.66ドル(1,666セント)が示現した時間帯は拙著『フォーキャスト2014』の58ページ(日本語版では128ページ)の中で正確に示されていた事を付記しておく。即ち「また注目すべき事は、その後、金星が9月29日~10月23日に天秤座に入ることだ。この時期は銀のPCあるいはハーフPCのボトムと非常に高い相関関係がある」。