2014.10.18

《おしらせ》ネットワーク障害のため、暫くページの更新が出来ず、コラムをUPする事もできませんでした。

今回は《短期見通し》および《長期見通し》のUPのみと致します。

10月13日付 メリマンコラム  《長期見通し》 その2

だが去年はそれが正反対となった。下院が300以上の法案を通したその一方で、上院はリードの指揮の下で法案を採決に持ち込むことを拒否したのだ。この「妨害」というレッテルが11月の中間選挙でどう扱われていくのか、全くもって首をひねるばかりだ。もし共和党が上院と下院両方の主導権を握り、そしてオバマ大統領が自分の許にサインするよう送られて来た法案に拒否権を発動すると決めたら、このレッテルがどう適用されるか、それはもっと興味深いことだろう。

これは全て天王星・冥王星スクエアの最終形成期である2014年12月~2015年3月に起きようとすることであり、火星が11月初旬にも両惑星の前に存在を表すことから始まっていく。こうだろうと思われていたことが、突如として何か全く異なるものだと判明する。しかしながら、これが個々の政治的イデオロギーに何らかの影響を与えるかといえば、私は疑わしいと思う。人の信念というものは事実とは殆ど関係が無いからだ。極性はそのまま深い溝となって残りやすい。そしてこれが、今日の米国において最も多数を占める人々が持つ政治的親和感が民主党寄りでも共和党寄りでもないことの理由だ。記憶する限りにおいて初めて、米国の有権者の大多数が自分自身を無党派層だと認識している。

うーむ…無党派か。これは天王星のキーワードでもある。特に牡羊座という自主独立の星座宮に在泊する天王星には何とふさわしいことだろう。