2015.04.13

4月13日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その1

“4月7~8日の重要変化日は4月6日のNYダウ(の安値)に美しく働き、現在上昇中です。私はあなたのとてつもないシステムに目を見張るばかりです”。
Ulric Aspergen(スウェーデン)-MMTA卒業生ならびに研修生として英ポンドの素晴らしい研究成果を上げている。9月4~7日にイタリアで行われるMMA投資セミナーで講演予定
4月7~8日は当MMAにおける重要変化日であった。この変化日には前後3営業日のオーブ(許容範囲)があるが、今回の場合、多くの市場で3営業日もオーブを置く必要がなかった。株式は前週末までにボトムを形成。4月6日にこの安値を再テスト。金と銀は、原油、外国通貨、米国債と共に4月6~7日にトップアウト。9~10日にかけて急落した。
目下、新たなジオコスミックサインが幾つか、4月14~21日という短い間隔で到来。先ず14日(日本時間15日)に金星・土星オポジション(180度)が発生し、17日(日本時間18日)に火星・木星スクエア(90度)が到来。火星は21日(日本時間22日)に冥王星とトライン(120度)を形成する。更にこの期間の中間点に相当する16日(日本時間17日)には冥王星が逆行を開始。これは強力である。
(日本時間17日発生の)金星・土星オポジション(180度)に際し、我々はそこで下落しているあらゆるマーケットを探っていく必要がある。我々のルールにおいて、どのマーケットもこの天体位相の影響下では値動きが抑制される。更にひとたびこの抑制が外れるといったんリバウンドする事が少なくない。
(日本時間18日に発生する)火星・木星スクエア(90度)もまた、常に重要な天体位相である。何故なら木星は“値動きの拡大”を意味し、火星は“勢い”と合致するからだ。そのため、トレーダーは過度に熱狂的もしくはパニック状態(あるいはその両方)になり、つい焦燥感から商いを急いでしまうあまり、相場は上下に大きく値が振れる可能性がある。更に同時間帯に冥王星は運行方向が順行から逆行に変わる。冥王星は債務ならびに債務関連(例えば米国債、中央銀行のような債務から恩恵を受けるような組織)を支配するので、ひょっとすると中央銀行関係者もしく政治家からサプライズ声明(もしくは失言)が飛び出してもおかしくはない。