2015.07.07

*今週も都合により《短期見通し》のみの掲載とさせていただきます。

7月06日付 メリマンコラム  《短期見通し》

目下、金星と木星のソフトで調和の取れたアスペクトが去ろうとしている。そして、その後は太陽と火星が天王星・冥王星ペアと形成するハードにして試練のアスペクトがやってくる。前回のコラムでは次の通り述べた“7月初めの数日後、天界のバランスは急速に変化する。太陽系の3つの吉星(太陽、金星、木星)による調和的なアスペクトを経て、太陽と火星が7月6~25日に天王星・冥王星のペアとのTスクエア形成に入っていくにつれて、不満声の騒音と闘いのドラムが鳴り響き始める。まるで天気に恵まれた気持ちの良い日にピクニックに出かけたら突然黒雲がムクムクと湧いて風が起こり、あたり一面が猛烈な嵐に見舞われるようなものだ。【註:太陽と天王星・冥王星ペアのT字スクエアは7月6日に太陽・冥王星がオポジションを形成し、7月13日の火星・天王星スクエアをもって完成する】目下、金星(7月25日)、そして天王星(7月26日)の逆行開始期に向けたレースが展開中である。また、それと同時に、天王星・冥王星・火星のT字スクエアの最終局面が起きるのだ【註:火星と天王星・冥王星ペアのT字スクエアは7月15日に火星・冥王星がオポジションを形成し、7月25日の火星・天王星スクエアをもって完成する】”。

 7月6~12日にかけて太陽は天王星・冥王星ペアサイクルとトランスレーションする。この天体位相は、多くの金融市場において、世界の指導者からの突然かつ予想だにしなかったアナウンスメントに絡んだ大きな価格の上下変動を示唆する。あるいは、それは自然界においては、たとえば地震や熱波、強風や電気関連の障害など、突然かつ予想だにしなかった現象をも示唆する。更にその後、7月15~25日の火星トランスレーションへと連なる。締めくくりは7月25~26日の金星と天王星の逆行。これは即ち、その後の何らかの政治的な終わりを示すものの、それは同時に金融面での一大事が吹き上がる可能性があるという事をも示唆する。先週世界が経験した出来事よりも、なおいっそう破壊的で波乱を含む何かが巻き起こるかもしれないとでも言わんばかりの破壊や混乱が、今月の残りの期間中に起こる可能性を、このジオコスミックサインは有している。