2015.09.29

9月28日付 メリマンコラム  《短期見通し》その2

(東部時間で)9月28~29日が過ぎると、事案が雲散霧消してつかの間の休息の時間が訪れるやも知れない。とはいえ、自ら首を突っ込もうとする者は誰もおらず、皆往々にして現実から目をそらし、ただただ霧の晴れるのを願うばかりだ。

水星逆行は中間点を過ぎた事で、順行日(10月9日)に向け逆行速度が日を追って低下していくので、誰もが次はこうなると睨んだ展開ほどには、ボラタイルな動きはないかもしれない。まだまだいうべき言葉は幾らもあるだろう。何故なら、水星はまだ天秤座に入居中であるからだ。まさに、言葉は決定的なものではないのだ。それは言葉(トーク)ばかりで行動は伴われない。マーケットにとって、この期間は一辺倒で事を進めるのは褒められたものではない。その後に真逆の考えから別の物事の進行を遅らせる。それは恐らく螺旋のような存在といえる。エネルギーは建設に建設を重ねていく反面、まだまだ爆発レベルまでには全く至っていない状態である。10月、並びに都合3回、2014年12月3日、2015年5月4日と続き、10月22日(日本時間23日)に発生する土星・天王星セスクィクォードレート(225度)の最終回に向けて十二分に活動するまでの間は。